希望の風 ロータリー希望の風奨学金10年のあゆみ
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28Message2016 (前略)ロータリー希望の風奨学金の給付をいただき、息子二人が大変お世話になりました。一言御礼を申し上げたく、筆をとりました。 私の長男は平成25年3月まで給付をいただき、専門学校を卒業することができました。その後、自分の夢を追いながらのアルバイト生活や派遣社員を経て、東京の広告関係の会社に正社員として就職しました。 次男は平成27年3月までの給付をいただきました。その間、一年間の海外留学も経験させていただき、27年9月に大学を卒業いたしました。その後、半年間のアルバイト生活を経て、愛知県の自動車関連の会社に就職しました。 震災時は大きな不安や動揺を抱えた息子二人が無事社会人になることができたのも、ロータリーの皆さま方をはじめ、奨学金にご寄付くださった方々のおかげと存じます。もっと早い時期に御礼を申し上げるべきところでしたが、二人が就職し、安堵できた今春を機にごあいさつすることといたしました。(中略) 今後は、皆さまからいただいたご厚意を忘れることなく、仕事に精進し、社会に貢献していくよう、声をかけて見守っていきたいと考えております。最後になりましたが、皆さま方のご健勝とますますのご発展をお祈り申し上げます (大学生2人の母親) 皆さまの奨学金を、ありがたくいただいております。去年は兄が大学2年、妹が高校3年の受験生でありました。本人(妹)の希望もあり、受験し、見事に合格することができました。大学生二人と言えば経済的にも本当に大変です。この度のご厚意を無駄にしないよう、私たち家族一同前に進んでいこうと思います。本当にありがとうございます。    (大学生2人の父親) この度、おげさまをもちまして、震災発生当時中学3年だった娘も無事に短期大学を卒業することができました。震災当時、父親が行方不明となり、先の見えない状況でしたが、皆さまからのご厚意によりまして、不自由なく勉学に励むことができました。本当にありがとうございました。 この春からは短大で習得した資格を生かし、仙台市内の保育所に就職し、社会人としての生活をスタートいたしました。これから、皆さまからいただいた心遣いを忘れず、将来少しでも何らかの形でお役に立てるような人間になってほしいと思っております。 2年間、大変お世話になりました。誠にありがとうございました。(短大生の女性の母親) (前略)今年度は第3学年に進級し、大学のキャンパスや住居の移動に伴い、新たな気持ちで新生活や勉学に取り組んで参ります。自分の夢に一歩でも近づけるよう、これからも実り多き大学生活と新たな挑戦を続けていきたいと思います。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。      (大学4年の男性) (前略)日々、就職活動と学校を両立し頑張っているところです。ロータリー希望の風さんからの奨学金はありがたく受け取らせていただいております。これからも大切に使わせていただきますのでよろしくお願いいたします。(大学4年の男性)

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